研究にたずさわった人々

Thomas Royle Dawber, M.D., M.P.H.(1913-2005)
プロフィール
 
1913年 カナダ・ブリティッシュコロンビア州Duncan生まれ。
1937年 ハーバード大学医学部卒業。米国公衆衛生局に入り,ボストン近郊のブライトン船員病院に勤務。同病院を拠点に米国沿岸警備局にて医学局長を勤める。第二次世界大戦中は米国海軍少佐に任命される。
1944年 ブライトン船員病院医学長官となる。
1949年 軍医総監より指名されFHSの初代ディレクターに就任(〜1966年)。
1966年 ボストン大学予防医学部長。FHSに資金提供をしていた米国国立衛生研究所(NIH)は当初の予定通り1968に研究の終了を促したが,Dr. Dawberは自己資金$500,000を投じ研究を継続。その後NIHからの資金提供は回復した。
ノーベル賞に3度ノミネートされる。大工仕事,ピアノ,管楽器が趣味でエルビス・プレスリーのファン。引退後,67歳でフロリダのNaplesに移りヨットを楽しむ。90歳のときにアルツハイマーを発症,92歳で逝去1,2)

REFERENCES
1) Oransky I. Thomas Royle Dawber. Lancet. 2006; 367: 106.
2) Richmond C. Thomas Royle Dawber. BMJ. 2006; 332: 122.

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